皆さんこんにちは!
ステムです!
今回は
声優オーディションに合格するために必要な対策
についてお話ししていこうと思います!
書類審査→面接と実技審査
という流れで行われます。
その通り!
事務所によっては入念に審査を行うため、4段階ぐらい審査をする事務所もあります。
書類審査
書類審査はプロフィールとボイスサンプルを事務所に提出するのが基本です。
常に声優を募集している事務所はプロフィールとボイスサンプル、一年に一回大きなオーディションを開催する大手事務所だと最初の審査でプロフィールとボイスサンプルの他に歌唱音源を要求される場合もあります。
今はどのアニメでもキャラソンを歌うのは当たり前になっているのと声優さん自身がアーティストとして活動することも増えているので歌唱は重要視されています。
プロフィール
プロフィールは、皆さんの魅力をどれだけ審査員の方にアピールできるかが勝負となります。
特にプロフィール写真、趣味・特技、自己PRは重要です。
プロフィール写真は皆さんの表情やスタイルを見ています。
基本的にはバストアップ写真と全身写真の2つを要求されるはずです。
まずバストアップ写真ですが笑顔の写真をオススメします。
この笑顔とは満面の笑みではなく口角を少し上げた控えめな笑顔です。
満面の笑みだと皆さんの普段の表情が分かりづらくなってしまうので普段の表情がわかるレベルの笑顔を心がけてください。
最初はうまく表情が作れないと思うので鏡の前で笑顔を作る練習をしたり、楽しかった出来事を思い出したりして自然な笑顔の写真をプロフィール写真に採用できるようにしましょう。
趣味や特技って結構悩むと思います。
たくさん書いた方がいいんじゃないか?
変わった趣味や特技じゃないと印象に残らないんじゃないか?
こんな悩みを持っている方がほとんどだと思います。
僕もその1人でした。
でも、多くのオーディションを経験して分かったことがあります。
それは、声優として活動していく上で活かせる趣味や特技であればなんでも構わないという事です。
ですので、無理に変わった趣味や特技を書いたり、たくさん趣味や特技を書く必要はありません。
見栄を張ってあまり語れない趣味や特技を書いてしまうと書類審査を通過したとしても面接ですぐにボロが出てしまいます。
なので、審査員の方に趣味や特技についてフリートークを求められた時に語れる趣味や特技を書きましょう。
これが苦手な人って結構います。
僕は1番苦手でした。
声優になってからも自己PRを求められることが多いので自分の魅力を最大限に伝えられるような自己PRを作っておく必要があります。
声優志望の方に陥りがちな例としては自己PRではなく自己紹介になってしまうパターンです。
じゃあ、自己紹介と自己PRの違いってなんなの?と思われるかもしれませんが簡単に言ってしまえば自己紹介は審査員の方に皆さんがどんな人なのか興味を持ってもらうための掴みのようなものです。
自己紹介の例としては
私は過去に劇団に所属していました。
〇〇の舞台に出演したことがあります。✖️✖️で優秀賞に選ばれたこともあります。
こんな感じです。
これは簡潔に自分のやってきた事を述べているだけなので自己PRではありません。
自己PRは皆さんの強みを審査員の方に売り込むことが目的です。
⓵皆さんの強み
⓶その強みは声優業界でどう活かせるのか
⓷強みの根拠となるエピソード&そこから何を得られたのか
⓸どんな役を演じたいのか
自己PRではこの4つを上手く詰め込むことをオススメします!
また、自己PRは面接の場でも求められる事があるので30秒用と1分用で作っておきましょう!
ボイスサンプル
ボイスサンプルは、大手事務所だとセリフやナレーションの原稿が指定されている場合がほとんどですのでそれに従って収録してください。
もし課題の原稿がない場合は皆さんが自分で原稿を考える必要があります。
どこかから引用したセリフでもいいですし、自分で作ったセリフでも構いません。
とにかく自分の良さを最大限に発揮できる原稿作りをしてくださいね。
自分の名前と最初のセリフは特に大切です。
審査員の方は一日に何度も色々な人のボイスサンプルを聞くので最初の部分で魅力が感じられなければ最後まで聞く事はありません。
ですので自分が一番自信のあるものを最初に入れるようにしましょう。
それと、ボイスサンプルが長くなりすぎないようにしましょう。
沢山入れたい気持ちは分かりますが20秒~30秒ぐらいの原稿を4~5つ入れる事をオススメします。
セリフの数や秒数が指定されいる場合はそれに従ってくださいね。
面接・実技審査
面接と実技審査で見られているのは皆さんの人間性と急な要求に対応できる力、そして演技力です。
どんなに書類審査で魅力的な事が書けていても実際に会ってみたら全然プロフィールで書かれている事と違う!なんてことはよくあります。
まず人間性ですが挨拶は必ずしましょう。
審査員の方だけでなく事務所にいる方にすれ違ったら元気良く挨拶してください。
それだけで好印象です。
後はなるべく笑顔でハキハキと話すようにしましょう。
これは、慣れていないとぎこちない感じになってしまいますので普段から意識するようにしましょう。
次に急な要求に対応できる力についてです。
面接や実技審査では質疑応答の時間があるはずです。
この質疑応答では、演技に関するリクエストやフリートークを求められたりするのでその場で瞬時に対応できる力がなければ「この子は対応力がない」と思われてしまいます。
これに関しては何を要求されるか分からないし対策のしようがないのでは?と思われるかもしれませんが日頃からあるゆるパターンを想定していれば臨機応変に対応できるはずです。
演技に関するリクエストに関しては普段の練習の時から同じセリフで年齢の違いや喜怒哀楽を表現できるようにしておいてください。
例えば、ありがとうというセリフがあるとします。
同じありがとうというセリフでも小学生が言うありがとうとお爺ちゃんが言うありがとうではセリフのスピードや伝え方が変わるはずです。
喜怒哀楽でも同じことですが喜んでいる時に言うありがとうと悲しんでいる時に言うありがとうでは伝わり方って全然違いますよね?
同じセリフでもそういった違いが生まれるので日頃からどのパターンでも対応できるようにしておきましょう!
フリートークに関してのリクエストは皆さんがプロフィールで書いた範囲の事しか要求されないはずです。
ですので、プロフィールに書いた事に関しては語れるようにしてください。
最後に演技力ですがぶっちゃけこれは審査員の方の好みによって左右されます。
後はオーディションを受ける事務所が求めている人材に合うかどうかですね。
ちなみに圧倒的な演技力がないと受からないわけではないです。
将来性を感じさせる事ができれば合格する事は可能です。
将来性を感じさせるのには皆さん自身が自分の良さを理解しているかが重要です。
例えばですが、響きのある低音が魅力なA君がいるとします。
A君はオーディションの課題で大人の男性のセリフと小学生の男の子のセリフのどちらかを選択して演じることになりました。
もし、皆さんがキャスティングする側の立場だとしたらA君にどちらの役を演じさせますか?
ほとんどの方が大人の男性を選ぶと思います。
もしA君が自分の魅力に気づかず小学生の男の子のセリフを選んでしまったら審査員の方に「この子は自分の武器を理解していないな」と思われてしまいます。
ですので、自分の良さを最大限に活かせるのはどのような役なのかを今一度考えてみてください。
自分が得意だと思い込んでいるだけという可能性もあるので周りの人の意見を聞いた上で考える事をオススメします。
まとめ
声優オーディションは演技初心者だろうが経験者だろうが受かる時は受かるし落ちる時は落ちます。
一度オーディションに落ちたからといって「声優としての才能がないんだ」と思う必要はありません。
結局のところ、どんなに魅力があっても事務所が求めている人材でなければ合格する事はできないわけですからね。
後は沢山オーディションを受けてください。
どれだけ練習してもオーディションでは緊張しますし、普段の実力の半分も出せないなんてこともあります。
オーディションは学べる事も多いですし、何回もオーディションを経験していれば最初の時よりは緊張しなくなるはずです。
自分のベストパフォーマンスを発揮するにはある程度の経験が必要という事です。
他にも、どの事務所のオーディションを受けるのかしっかりと考える事が大切です。
皆さんが声優になってどんな事がしたいのかによってオーディションを受ける事務所は変わってくると思います。
声優事務所はたくさんありますがそれぞれ特徴があり、どの分野に強いのか所属している声優さんの経歴を見れば分かるはずです。
アニメに出たいのならアニメに強い事務所のオーディションに行くべきですし、ナレーションがしたいのならナレーションに強い事務所を選ぶ必要があります。
事務所に所属してから後悔しても遅いので自分がやりたい分野の仕事を沢山している声優さんがいる事務所を探しましょう。
最後までこのブログを見ていただきありがとうございます!
それではまた!