皆さんこんにちは!
元日ナレ生で声優のステムです!
今回は
「どんな自己PRを作ればいいのかわからない!!!!」
そんな悩みを持った皆さんに向けて自己PRの作り方と意識すべき4つのコツをアドバイスしていこうと思います!
自己PRが苦手な人って結構多いと思います。
正直僕も苦手です笑
自己PRって演技と同じで明確な正解がないから困るよね!
でも声優を目指す上で自己PRは必ず必要になります!
まず皆さんが考えた自己PRがちゃんと自己PRになっているのかを今一度考えてみてください。
そもそも自己PRとは?
自己PRとは自分の強み(長所、趣味、特技など)を審査員の方にアピールすることです。
自己PRでは、内面的な部分(性格や人柄)も注目されます。
自分の魅力をどれだけ上手く伝えられるかが合格の分かれ道となります。
自己PRではなく自己紹介になっていませんか?
一番陥りがちなのが自己PRではなく自己紹介になっているパターンです。
まずはこの文章を見てください。↓
私は過去に劇団に所属していました。
〇〇の舞台に出演したことがあります。
△△で優秀賞に選ばれたこともあります。
この文章を見てしっかりと良さをアピールできている自己PRだと思いますか?
これは簡潔に自分のやってきた事を述べているだけなので自己PRではありません。
自己PRは皆さんの強みを審査員の方に売り込むことが目的です。
自己PRを考える際に意識するべき4つのコツ
どのような自己PRであれば魅力的になるのか?
以下の4つを意識して自己PRを作るといいと思います!
⓵自分自身の強み
⓶その強みは声優業界でどう活かせるのか
⓷強みの根拠となるエピソード&そこから何を得られたのか
⓸どんな役を演じたいのか
自己PRで特技を披露する場合の注意点
自己PRで特技を披露する方もいると思います。
僕が過去に見てきた自己PRは沢山ありますが歌やダンスを披露する人がとても多いです。
これは僕の個人的意見ですが
歌やダンスを自己PRとして披露するのは実績がある人以外オススメしません。
歌って踊れる声優さんが増えているので特技として披露することは悪い事ではありませんが
ちょっと歌が上手い、ちょっと踊りが得意では印象に残らず埋もれてしまいます。
つまり、半端な特技であれば他の事をアピールする方が良いということです。
特出した特技ないという方は言葉で自分の良さを伝えましょう。
自己PRを求められる場合は30秒か1分がほとんどだと思うので両方とも自己PRを準備して求められた時にすぐ言えるようにしておきましょう。
よく一芸(モノマネやボイスパーカッションなど)ができた方が審査員の方のウケがいいと思われる方がいますが自己PRで一芸を披露しただけで終わってしまうのはとてももったいないです。
自己PRで自分がどんな人なのかをアピールしてから一芸を披露するのなら問題はありません。
しかし、歌を歌うだけ、踊りを踊るだけで自己PRを終わらせてしまう人はとても多いです。
僕が日ナレ生時代の進級審査でもそういう人が多い印象でした。
仮に皆さんが審査員だとして歌を歌うだけで自己PRを終えてしまう日ナレ生がいたとしたらどうですか?
印象に残っている情報は歌が上手いor普通or下手のどれかですよね?
それだけの情報しかなければ間違いなく多くの日ナレ生の中に埋もれます。
それってとても損です。
せっかく1年間レッスンを受けて自分を磨いてきたのに審査員の方どころか同じクラスの日ナレ生にも印象にも残らない自己PRになってしまうということですからね。
僕の場合は他の人よりもズバ抜けた特技がなかったので全て言葉で自分の良さを審査員の方にアピールしました。
と思われる方が多いかもしれませんが、実際に日ナレの関連オーディションで最終審査まで進むことができたので言葉だけでも十分に自分をアピールできるはずです。
今まで様々なオーディションを受けてきましたが自己PRは日ナレの時に作ったものからほとんど変わっていません。
もちろん自己PRに正解はないので僕の自己PRが必ずしも正しいというわけではありません。
でも、先ほど説明した以下の4点を意識して自己PRを作れば言葉だけの自己PRでもしっかりとアピールできると思います。
⓵自分自身の強み
⓶その強みは声優業界でどう活かせるのか
⓷強みの根拠となるエピソード&そこから何を得られたのか
⓸どんな役を演じたいのか
書類の自己PRと動画や人前で披露する自己PRは同じでいいの?
オーディションを経験したことがある方ならわかると思いますが自己PRって書類(プロフィール)と実技審査の両方で求められることが多いです。
日ナレでも二次審査に進むとプロフィールの記入欄に自己PRの項目があります。
近年の日ナレの二次審査では自己PR動画を作成する必要があるようなので二次審査でプロフィール上の自己PRと自己PR動画の両方を用意しなければいけません。
ここで疑問に思うのがプロフィールで書いた自己PRの内容と自己PR動画で話す内容は同じでいいのか?だと思います。
結論から言ってしまえば同じでも問題ありません。
ただし、プロフィールで書いた自分のアピールポイントが動画でも審査員の方に伝わるようにしてください。
つまり、プロフィールで書いた自分と動画の自分が同じ人だと思わせる必要があるということです。
例えば、プロフィールの自己PRで
私は、どんな時でも明るくポジティブな性格です。
アルバイト先でも接客をしている際に笑顔が素敵だねとよく言われます。
私は、元気で明るく、笑顔が素敵なヒロインを演じたいです。
このように書いたAさんがいるとします。
この自己PRを見た人は
「Aさんはハキハキ話す人でとても明るい人なんだろうな」
と予想するはずです。
しかし、いざ自己PR動画を見た時にAさんが無表情でボソボソと上記の自己PR文を話していたとしたら皆さんはどう思いますか?
ってなりますよね?
同じ内容の自己PRでも皆さんの伝え方次第で大きく印象は変わります。
なぜ、審査員の方がプロフィールと動画の両方で自己PRを皆さんに求めるのかというと文章で書いた自己PRが嘘ではないか確認するためです。
自己PR動画を見た時にこの人プロフィールで書いてある内容の人と別人じゃんと思われてしまったらその時点で落とされます。
ですので、表情や話し方には気をつけてください。
一番理想なのは
「プロフィールの自己PRで興味を持ったけど自己PR動画を見てさらに興味を持った」
と審査員の方に思ってもらうことです。
皆さんが関連オーディションの二次審査に進んだ場合、もしくは声優オーディションでプロフィールと面接の両方で自己PRを求められた時には矛盾していると思われないようにしましょう!
まとめ
自己PRって演じていない時の皆さんがどんな人なのか知るためと自分の良さをしっかりと理解しているのか確認するために求められるわけです。
よくボイスサンプルが魅力的なら自己PRがちょっとダメでもなんとかなるでしょと言う方がいますが自己PRで魅力が感じられなければボイスサンプルを聞いてもらえないこともあります。
自己PRで自分の良さをアピールできている人のボイスサンプルって魅力的なことが多いんですよね。
事務所側は皆さんを売り出す立場なわけですから自己PRで自分の強みをアピールできている人の方が売り出しやすいのは当然です。
「本当はもっと魅力的なんだ」
と思っていてもそれが審査員の方に伝わらなければ意味がありません。
審査員の方に自分の魅力に気づいてもらうのも大事ですが自分から魅力をアピールする積極性も必要です。
事務所に所属できたとしても、常に自分をアピールしていないと仕事やオーディションの案件を振ってもらえません。
プロとして活動されている声優さんでも積極的にアピールし続けているわけですから声優志望の皆さんも今よりもっと自分の良さを理解してアピールする努力をしてくださいね!
オーディションが迫ってきてから慌てて考えているようでは手遅れなので普段のレッスンや自主練習でしっかりと自分の良さについて考えるようにしましょう!
最後までこのブログを見ていただきありがとうございます!
このブログを見ている方で日ナレに通うかどうか迷っている方がいるのであれば1度資料請求して見てくださいね!
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※2021年12月追記
日ナレでは2022年の4月生の募集が始まっているのでご興味のある方はお早めに!
それではまた!