皆さんこんにちは!
ステムです!
今回は皆さんに質問いただいた
日ナレで同じ科に残留しても可能性はあるのか
についてお答えしていこうと思います!
まずは残留の理由を考えよう
自分が残留した理由が分からなければまた進級できないなんてことになってしまいます。
おそらく残留してしまったほとんどの皆さんは何となく理由が分かっていると思います。
例えばですが進級審査で先渡し課題を完全に忘れてしまってセリフを最後まで言えなかった、普段のレッスンを休みがちだったなど理由は様々あると思います。
レッスンも休まず、進級審査もミスらなかったのに残留だった方も中にはいるかもしれません。
ただ、何かしらが基準値を満たしていなかったから進級できなかったわけなので改めて1年間のレッスンを振り返ってみてください。
自分にとっては些細なことでも意外とそれがマイナスポイントかもしれませんからね。
同じ科2年目の自覚を持とう
残留ということは同じ科で2年勉強していくということです。
2年目のクラスでは質問者様以外ほとんどの日ナレ生が1年目です。
特に質問者様の場合、基礎科で残留のため周りの日ナレ生は初めてレッスンを受ける人たちばかりだと思います。
まだ右も左も分からない日ナレ生と一緒にレッスンを受けていくことになります。
他の日ナレ生には自分で残留したから2年目だと言わない限りは誰も質問者様が2年目だとは気づかないと思います。
もちろん自分から言う必要はないです。
そんな環境の中で1番気をつけていただきたいのは周りの雰囲気に流されないことです。
特に基礎科は学校の部活感覚で通っている人や意識の低い人も多いです。
もちろん本気で声優になるために努力している人もいると思いますが全体で考えると本当に一部の人だけだと思います。
意識の低い人たちに流されてしまうと進級も危うくなりますし、何も成長できないまま1年を無駄にすることになります。
グループやペアで演技をすることもあると思いますが質問者様は周りの雰囲気に流されず、自分が他の日ナレ生を引っ張っていくぐらいの勢いでいいと思います。
講師の方は違えど2年目なので1年間のレッスンの流れはなんとなく分かっているはずです。
2年目のレッスン課題をこなしているだけでは足りません。
1年目のレッスン内容をもう一度練習したり、発声や滑舌などの基礎を徹底的に磨いていく必要があります。
また、同じクラスで上手いと思う人がいるならその人の演技でいい部分をどんどん盗んでいきましょう。
他者を認められる人は成長できますからね。
努力している人は誰が見ても分かるものですし、講師の方にも必ず伝わるはずです。
例え新しいクラスの中で自分が上位にいたとしても現状の自分に満足せずに上には上がいると思って努力し続けてくださいね!
当日推薦を勝ち取るには
当日推薦を貰うにはクラス内で最低でも3位以内に入らなければまず不可能です。
クラスによっては1位でも厳しいかもしれません。
ただ、クラス内で上位3位以内にいるのであれば講師推薦を貰えるはずです。
講師推薦はクラスで平均3人選ばれると言われていますからね。
でも講師推薦を狙いにいってる人と当日推薦を狙いにいってる人では本気度が全然違うと思います。
講師推薦を狙っている人が本気ではないとかそういうことではありません。
ただ、当日推薦を貰えるレベルなら関連会社オーディションの最終審査まではいけると個人的には思います。
進級審査のたった1日だけで審査員の方に声優としての才能があると思わせる実力があるなら最終審査までいく実力もあるはずです。
当日推薦を貰える人は即戦力になる人です。
即戦力になる人とは、少し育てれば声優として現場に出しても問題がない人のことをいいます。
つまり将来性が高い人ですね。
では、どうすれば当日推薦が貰えるレベルになれるのか?
まず耳を鍛えてください。
耳を鍛える?それってどういうこと?と思う方もいるかもしれません。
耳を鍛えるとは、いい音を聞くことによって音の良し悪しを判断できるようにする力のことをいいます。(この音とは声と同義です)
例えば、自分が上手いなと思う人の音や自分が理想とする音などを聞いていると自分が出している音が良いのか悪いのかが分かるはずです。
もし、悪いと思うのであれば理想とする音に近づけていく練習をしていく必要があります。
簡単に言ってしまえば理想とする音を真似るということです。
理想の音を聞く→真似したものを録音する→録音した音が理想の音になっているのか聞く→理想の音を聞く
この練習を続けていけば自然といい音が出せるようになります。
周りの人からいい声だねと言われるレベルにならなければ即戦力にはなりません。
耳を鍛えていい音を無意識で出せるように訓練してください。
次に自分の声質を理解しましょう。
自分の声質はどのような役に合うのか、どのような役を演じている時が声を出しやすいのかなどを考えた上で自分にとって1番武器となるものは何かを見つけましょう。
これに関しては客観的意見も大切なので周りの人に自分はどんな役を演じたらハマり役なのか聞いてみてもいいと思います。
自分の声質に合う役が分かったのであれば後はその役に合う声をずっと磨いていけばいいだけです。
具体的な練習方法としては、自分と似た声質だと思う声優さんの演技を聞いて研究することですかね。
聞くだけでなく実際に声に出して練習してくださいね。
いろんな役ができた方がいいのではないか?と思うかもしれませんがまずは1つの役を極めてください。
特出した武器がなければ当日推薦を勝ち取るなんて夢のまた夢ですからね。
あとは実践あるのみです。
普段のレッスンで練習の成果を発揮できなければ本番の進級審査&関連会社オーディションで結果を出すことなんてできません。
最初は誰だって下手なわけですからまずは恥ずかしさを捨てて自信を持って堂々と演技をしましょう。
基礎科は特に演技初心者の方も多いので上手ければ目立てるチャンスです。
講師の方や事務局の方に自分の練習の成果をアピールしていきましょう!
まとめ
残留したということは今までの努力量では足りないということなので練習量を見直して後悔のない1年にしてくださいね。
誰にだってチャンスはあるわけですから進級でも残留でも正直関係ありません。
結局は結果を出した者が勝者です。
上記で書いた練習を続けていけば何かしらの成果は出ると思います。
後は質問者様の頑張り次第です。
良い結果が出ることを祈っています!
最後までこのブログを見ていただきありがとうございます!
それではまた!